ネイルやマニュキュアをしたままの状態で、パルスオキシメーターで動脈血酸素飽和度(Sp02)を測定することはできるのでしょうか。測定への影響や注意点についてご紹介します。
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原則はネイルを除去しないとパルスオキシメーターで測定できない
ネイルやマニュキュアを塗った状態のままだと、パルスオキシメーターで動脈血酸素飽和度(Sp02)を正しく測定することはできません。これは各メーカーの取扱説明書にもしっかりと記載がありますので、パルスオキシメーターで測定する場合はネイルを除去してから測定を行いましょう。
その他、パルスオキシメーターの正常値や数値の見方などについては下記の記事でご紹介しています。是非参考にしてみてくださいね。
>パルスオキシメーターの正常値と使い方について
>パルスオキシメーターの数値の見方について
ネイルがパルスオキシメーター測定時に与える影響について
パルスオキシメーターは、指先に光を当てることでセンサーが透過光量を測定し、動脈血酸素飽和度(SpO2)を算出しています。ところがネイルやマニュキュアが塗ってある状態だと、センサーがうまく動作することができず数値に誤差が生じたり、正確な数値を測定できなくなってしまいます。
そのため医療機関や自宅でパルスオキシメーターを使い動脈血酸素飽和度(SpO2)を測定する場合は、ネイルまたはマニュキュアを除去することが推奨されています。
指の爪にマニュキュアや付け爪等付着物がある場合は外す。
出典:正しい使い方【パルスオキシメータHPO-300T】 | オムロン株式会社
なんらかの障害によって血液中の酸素の量が60mmhg以下になった場合、その患者さんの呼吸の補助を行い、あるいは呼吸そのものが停止している患者さんに対して完全に代行するために用いられる機器を人工呼吸器と呼びます。
出典:NPO法人日本ネイリスト協会