熱中症計のおすすめ人気ランキング8選!正しい使い方も

熱中症計のおすすめ人気ランキング8選!正しい使い方も
熱中症計のおすすめ人気ランキング8選 正しい使い方も
Source:amazon.co.jp

熱中症計は、温度、湿度だけでなく熱中症を予防するための暑さ指数(WBGT)を数値化し、熱中症の危険度をブザーなどでお知らせしてくれる電子機器です。屋外での授業や作業、スポーツ、アクティビティなどの際に活用することで、事前に熱中症の予防対策を行うことができます。

今回は熱中症計のおすすめ人気ランキングと正しい選び方・使い方についてご紹介します。是非参考にしてみてくださいね。

熱中症計とは?温湿度計との違いについて

一般的にあ温湿度計と熱中症計の大きな違いは、WBGT(湿球黒球温度)と呼ばれる暑さ指数を計測できるという点です。暑さ指数は、熱中症の予防を目的として1954年にアメリカで誕生した指標です。

暑さ指数は、「気温」、「湿度」、「輻射熱(ふくしゃねつ)」、「気流(風)」を元に測定されます。単位は気温と同様に摂氏度(℃)を使用しますが、気温とは異なりますので注意が必要です。

また輻射熱とは、太陽などが放射している赤外線を受けた物質が発する熱のことを言います。例えば、太陽の日差しを浴びて、アスファルト地面や建物などから出ている熱などは輻射熱となります。

この暑さ指数を事前に把握しておくことで、屋外での作業時間などを調節し熱中症対策を行うことができます。

熱中症予防指針(警戒レベル)について

日本生気象学会が公表している「日常生活における熱中症予防方針」では下記の内容となっています。

28℃以上となると、厳重警戒レベルになり、外出時は炎天下を避け、室内では室温上昇に注意が必要となります。

特に屋外などで授業や作業を行う場合は、注意が必要です。

注意(25℃未満):一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時は発生する危険性あり。
警戒(25℃以上28℃未満):運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。
厳重警戒(28℃以上31℃未満):外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。
危険(31℃以上):高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。

参考:日常生活における熱中症予防指針 | 日本生気象学会

熱中症の主な症状

熱中症の症状でも重症化レベルによって、症状は大きくことなります。

熱中症の症状と重症化レベルを把握し、熱中症が発生した場合は、すみやかに医療機関で受診を行いましょう。

参考:熱中症について:みんなの医療ガイド | 公益社団法人全日本病院協会

軽症レベルの症状

めまいや立ちくらみ、顔のほてり、筋肉痛、こむら返り、異常な発汗などは熱中症の初期症状として表れる症状です。

筋肉痛やこむら返りは、異常な発汗により体内で塩分不足が生じることで引き起ります。

中等症レベルの症状

頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感など風邪のような症状が表れた場合は、中等症レベルの可能性が高いと言えるでしょう。

重症レベルの症状

重症レベルになると、意識障害、運動障害、痙攣、高体温状態などの重い症状がみられます。

熱中症対策について

夏場など気温が高い季節では熱中症になるリスクが非常に高く、熱中症の予防対策を知っておくことも大変重要です。

ここでは、基本的な熱中症対策についてご紹介します。

参考:環境省熱中症予防情報サイト 熱中症の予防方法と対処方法 | 環境省

水分補給をこまめにとる

喉が渇く前に、積極的に水分をとるように心がけましょう。

ポカリスエットやアクエリアスなどのスポーツドリンクは水分補給を効率よく行うことができるのでおすすめです。

水分だけでなく塩分補給も大切

暑さによって汗をかくと、水分とともにミネラルも失われてしまいます。身体にとってミネラルは大切な栄養素です。

熱中症を予防するためにも塩分の補給もとても重要です。食事、スポーツドリンクなどから塩分を補給するといいでしょう。

十分な睡眠を確保する

睡眠不足の状態が続き、体調が万全でないと熱中症リスクが高くなってしまいます。

また最近の研究によって、睡眠不足になると深部体温が上昇しやすく、熱中症リスクが高まるということが明らかになっています。

睡眠時間をしっかり確保し、十分な睡眠をとることで熱中症対策を行いましょう。

冷却グッズを活用する

熱中症の対策グッズとして人気を集めているのが、冷却グッズです。

近年では、ネッククーラーやアイスネックリングなど屋外で手軽に使用することができる冷却グッズも多数発売されています。

下記の記事では、ネッククーラー、アイスネックリングのおすすめ人気ランキングもご紹介しておりますので是非参考にしてみてくださいね。

参考:アイスネックリング・バンドおすすめ人気ランキング6選!
参考:ネッククーラーのおすすめ人気ランキング7選!

熱中症計の正しい選び方

熱中症計の失敗しない正しい選び方について、解説していきます。

形状で選ぶ

熱中症計には、「携帯型」、「卓上型」、「黒球付き」など様々な形状の熱中症計があります。

熱中症計の形状によって、特徴や精度も異なりますので、用途に応じてご自身に合った熱中症計を選びましょう。

携帯型

ストップウォッチのように小型で携帯性に優れているのが携帯型の熱中症計です。

コストパフォーマンスにも優れ、携帯性やコストパフォーマンスを重視する方におすすめです。

ただ黒球付き熱中症計と比較すると精度はやや劣ってしまいます。

卓上型

オフィスや高齢者のいる自宅などに最適なのが卓上型熱中症計です。

熱中症レベルを把握して、エアコンの温度設定や換気などの目安にすることができます。

黒球付き

気温や湿度だけでなく日射や照り返しによる輻射熱を測定することで、より正確な暑さ指数(WBGT)を測定し、熱中症の危険度レベルを把握することができます。

携帯型や卓上型よりもやや高額になる傾向がありますが、より正確に熱中症の危険度レベルを把握したい方にはおすすめです。

屋外での作業や学校行事・授業など、熱中症の危険度レベルを正確に把握したい場合などに最適です。

熱中症の危険度レベルを正確に測定する必要がある場合は、黒球付き熱中症計が採用されることがほとんどです。

自動測定機能の有無で選ぶ

自動測定機能とは、10分または5分おきに自動で「気温」、「湿度」、「輻射熱」などを測定し、熱中症の危険度レベルをブザーでお知らせしてくれる機能です。

屋外など熱中症の危険性が高い場所などで作業や運動を行う場合は、自動測定機能があると便利です。

熱中症の危険度レベルで選ぶ

熱中症の危険度レベルは熱中症計によって異なり、通常5~10段階でレベルが分けられています。

正確性を求める場合には、レベルの分別が多い方がおすすめです。

取付器具が付属していると便利

ネックストラップ、カラビナ、ヘルメット用取付器具など取付器具が充実していると便利です。

特に現場作業などでヘルメットの着用義務がある場所などでは、ヘルメット用取付器具が付属していると重宝するでしょう。

ネックストラップがあれば首からぶら下げることができ、またカラビナの装着が可能であればベルトループに取り付けることができるので便利です。

電池寿命で選ぶ

電池式が主流となる熱中症計では、電池寿命も大切なポイントです。電池の形状や電池寿命も合わせて事前に確認しておきましょう。

熱中症計のおすすめ人気ランキング10選

  • 熱中症計のおすすめ人気ランキング第10位
    熱中症計 SK-160GT / 佐藤計量器製作所

    7,800円(税込)※楽天相場

    大型のデジタル表示で離れた場所からでも見やすいのが特徴です。暑さ指数の警報範囲を個別で設定することができ、1℃単位で設定可能。

    暑さ指数(WBGT)、温度、湿度、カレンダー、時刻を同時表示することが可能で機能性にも優れています。

    楽天で詳細を見るamazonで詳細を見る

形状卓上型熱中症危険度レベル
WBGT測定精度WBGT表示範囲0~50℃
自動測定機能電池寿命(単3乾電池3本)約1年
サイズ225 × 165 × 25mm重量約500g(電池含む)

  • 熱中症計のおすすめ人気ランキング第9位
    熱中症計 黒球式 6913 / 株式会社ヒロモリ

    4,580円(税込)※楽天相場

    暑さ指数の測定が可能で、熱中症の危険度レベルを正確に測定することができます。また危険度レベルは5段階のライトとブザーでお知らせしてくれます。

    屋外・屋内の切替スイッチも搭載されているので、活用シーンに適した測定が可能です。自動測定機能にも対応し10分毎に熱中症の危険度レベルをお知らせしてくれます。

    楽天で詳細を見る

形状黒球付き熱中症計熱中症危険度レベル5段階
WBGT測定精度±2℃(0~50℃)WBGT表示範囲0~50℃
自動測定機能10分毎電池寿命(CR2032)約6ヶ月
サイズ116 × 50 × 26mm重量約40g

  • 熱中症計のおすすめ人気ランキング第8位
    熱中症計 携帯型 6977 / 株式会社ヒロモリ

    1,880円(税込)※楽天相場

    熱中症の危険度レベルが気になるときにボタンを押すだけで、ブザーと5段階の危険度レベル(LEDライト)で表示してくれます。

    必要最低限の機能のみ搭載し、操作方法もシンプルなので機械操作が苦手な方にもおすすめです。またコストパフォーマンスにも優れ、コストを重視する方にも最適な熱中症計です。

    楽天で詳細を見る

形状携帯型熱中症危険度レベル5段階
WBGT測定精度WBGT表示範囲
自動測定機能電池寿命(CR2032)
サイズ65 × 46 × 14mm重量約23g

  • 熱中症計のおすすめ人気ランキング第7位
    熱中症計 MT-874 / マザーツール

    3,180円(税込)※楽天相場

    温度、湿度と合わせて時計表示またはWBGT値も同時表示させることができます。壁掛け用のフック穴も配置されているので、設置場所に応じて卓上・壁掛けのどちらでも使用が可能です。

    デジタル表示の数値も見やすく、視認性にも優れています。前日の温度、湿度の測定値を表示することができるメモリ機能も搭載しています。

    楽天で詳細を見るamazonで詳細を見る

形状卓上型熱中症危険度レベル5段階
WBGT測定精度WBGT表示範囲
自動測定機能電池寿命(CR2032)約1年間
サイズ100 × 120 × 15mm重量約130g

  • 熱中症計のおすすめ人気ランキング第6位
    熱中症計 CHE-TPHU2WN / サンワサプライ

    3,980円(税込)※楽天相場

    熱中症危険レベルだけでなく、インフルエンザ指標も把握することができる2WAYタイプの熱中症計です。

    測定値は視認性が高いデジタル画面を採用することで、一目で熱中症の危険レベルなどを確認することができます。

    設定したWBGT値に達すると、ブザーでお知らせしてくれる警告ブザー機能付き。

    楽天で詳細を見るamazonで詳細を見る

形状卓上型熱中症危険度レベル5段階
WBGT測定精度WBGT表示範囲
自動測定機能WBGT警告ブザー機能電池寿命約1年
サイズ100 × 120 × 17mm重量約143g(電池含む)

  • 熱中症計のおすすめ人気ランキング第5位
    熱中症計 黒球式 SK-180GT / 佐藤計量器製作所(skSATO)

    6,580円(税込)※楽天相場

    熱中症予防運動指針(公益財団法人日本体育協会)、日常生活における熱中症予防指針(日本生気象学会)の2種類の指針に対応し、それぞれの指針による熱中症危険レベルを表示させることができます。

    警報ブザー機能では、設定した熱中症危険レベルになるとブザーとLED点滅でお知らせしてくれます。

    また誤作動防止のキーロック機能付きです。

    楽天で詳細を見るamazonで詳細を見る

形状黒球型熱中症危険度レベル4段階または5段階
WBGT測定精度温度:0.0~50.0°CWBGT表示範囲±2.0°C(20.0~40.0°C)、±3.0°C(41℃以上)
自動測定機能WBGT警告ブザー機能電池寿命連続使用で約6ヶ月(警報機能1日2回動作時)
サイズ60 × 122 × 25mm重量約70g(電池含む)

  • 熱中症計のおすすめ人気ランキング第4位
    熱中症計 黒球式熱中症指数モニター みはりん坊プロ AD-5698 / A&D

    3,800円(税込)※楽天相場

    お好みで設定できるアラーム設定と自動アラーム設定の両方を搭載。自動アラーム設定では、日本生気象学会の熱中症予防指針に基づき動作します。

    本体の両サイドにはフックが配置され、ベルトなどを通すことで本体を固定することも可能です。また市販のカメラ用三脚の取付も可能。屋内・屋外モードも搭載し、機能性にも優れた熱中症計です。

    楽天で詳細を見るamazonで詳細を見る

形状黒球付き熱中症計熱中症危険度レベル4段階
WBGT測定精度±0.6℃(20.0~60.0℃)、±1℃(0.0~19.9℃、60.1~80.0℃)WBGT表示範囲0~50℃
自動測定機能警告ブザー機能、自動測定機能電池寿命(単4形アルカリ乾電池2個)約6ヶ月
サイズ67.5 × 47.5 × 114.5mm重量約90g(電池含む)

  • 熱中症計のおすすめ人気ランキング第3位
    熱中症計 みはりん坊W AD-5687 / A&D

    2,800円(税込)※楽天相場

    熱中症予防の熱中症指数だけでなく、季節性インフルエンザの予防対策に効果的な乾燥指数もアラームでお知らせしてくれます。

    熱中症の危険度レベルは4段階、乾燥指数の危険度レベルは2段階で表示。軽量タイプで持ち運びにも便利で、背面にフックが配置されているので壁掛けとしても使用することができます。

    楽天で詳細を見るamazonで詳細を見る

形状携帯型熱中症危険度レベル4段階
WBGT測定精度WBGT表示範囲0~60℃
自動測定機能電池寿命(CR2032)約3ヶ月
サイズ47 × 82 × 12.5mm重量約40g(電池含む)

  • 熱中症計のおすすめ人気ランキング第2位
    熱中症計 黒球式 TT-562GD / タニタ(TANITA)

    6,800円(税込)※楽天相場

    熱中症予防指針に準じ、「危険」、「厳重警戒」、「警戒」、「注意」の4区分、11段階で熱中症の危険度レベルをお知らせしてくれます。危険度レベルを細かく把握することができ、より正確に熱中症の危険度レベルを把握したい方にもおすすめです。

    持ち運びや設置に便利なカラビナ、吊り下げ用アタッチメント、ヘルメット取付用電池蓋などアタッチメントも付属。また暗い場所でも測定値を確認しやすいバックライト付き。

    楽天で詳細を見るamazonで詳細を見る

形状黒球付き熱中症計熱中症危険度レベル11段階
WBGT測定精度±2.0℃(20.0~40.0℃)それ以外±3.0℃WBGT表示範囲0~50℃
自動測定機能電池寿命(CR2032)約3ヶ月
サイズ58 × 108 × 36mm重量約65g

  • 熱中症計のおすすめ人気ランキング第1位
    熱中症計 黒球式 TC-300 / タニタ(TANITA)

    9,430円(税込)※楽天相場

    第2位にランクインした「TT-562GD」の上位機種となる「TC-300」は、12段階で熱中症の危険レベルを分類して、危険レベルに合わせて異なる警告ブザーでお知らせしてくれます。

    JIS規格にも準拠し、測定精度が求められる場所への設置に最適な熱中症計です。

    通常は湿度90%以上の場所では使用できない熱中症計ですが、防塵防水規格IP65に対応しているので、湿度100%の場所でも使用することができます。

    さらに直射日光下でも設置することができ、熱中症計だけでなく、インフルエンザ注意機能に備わっているので、オールシーズン使用が可能です。

    楽天で詳細を見るamazonで詳細を見る

形状黒球付き熱中症計熱中症危険度レベル12段階
WBGT測定精度±2.0℃(0.0~50.0℃)WBGT表示範囲0~50℃(測定範囲外0.0℃未満Lo表示、50.1℃以上HI表示)
自動測定機能電池寿命(CR2032)約8ヶ月(1日4時間使用時)
サイズ60 × 112 × 33mm重量約79g