パルスオキシメーターの数値の見方について

パルスオキシメーターの数値の見方について

今回は、パルスオキシメーターで測定した数値の正しい見方についてご紹介します。
パルスオキシメーターの正しい使用方法を身につけて、毎日の健康状態を管理しましょう。

後半では、数値確認がしやすく高精度な日本製パルスオキシメーターもご紹介しています。

また下記の記事では、オムロンや日本製パルスオキシメーターの機能や口コミレビューなどを比較し、おすすめ人気ランキングをご紹介しています。是非ご参考にしてみてくださいね。

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そもそもパルスオキシメーターって?

パルスオキシメーターは、採血せずに動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数(PR)を測定することができる医療機器です。手の指先にセンサーを当てることで、血液に流れている赤血球のヘモグロビンに何%の酸素が結合しているかを数値化し、表示してくれるのが大きな特徴です。

医療現場でも呼吸機器の健康管理や体調管理のために広く採用されています。

世界初の指先パルスオキシメーターは日本企業が開発

現在では一般的になった指先測定型のパルスオキシメーターは、1977年に日本の電機メーカーである現コニカミノルタが世界で初めて開発・販売を行いました。

その後、40年以上も開発・研究を行い、現在でも幅広い分野で導入され高い評価を得ています。

後半では、BESTLABOが厳選したコニカミノルタのおすすめ日本製パルスオキシメーターをご紹介していますので是非参考にしてみてくださいね。

パルスオキシメーターの数値の見方はシンプルで簡単!

パルスオキシメーターの数値の見方について
Source:www.dretec.co.jp

パルスオキシメーターでは、動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数(PR)を測定することができます。またパルスオキシメーターの機種によっては、脈拍と脈拍の強さを波形で表示してくれる脈波波形がディスプレイで確認できるタイプもあります。

それでは画面に表示される各数値について解説していきます。

動脈血酸素飽和度(SpO2)と正常値

動脈血酸素飽和度(SpO2)とは、血液(動脈)に流れている赤血球のヘモグロビンに何%の酸素が結合しているかを数値化したものが動脈血酸素飽和度(SpO2)になります。

この動脈血酸素飽和度(SpO2)の数値を確認することで、呼吸器などの健康状態を家庭でも簡単に把握することができます。

病院などでは、健康状態を把握するために、動脈血酸素飽和度(SpO2)と合わせて、体温や血圧なども一緒に測定を行います。

酸素飽和度(SpO2)とは、心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れている赤血球に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか、皮膚を通して(経皮的に)調べた値です。
出典:パルスオキシメータとはどのようなものですか? | 一般社団法人日本呼吸器学会

動脈血酸素飽和度(SpO2)の測定範囲は、35~99%、70~99%までが主流となっています。
パルスオキシメーターの種類によっては、100%まで測定できるタイプもあります。

また動脈血酸素飽和度(SpO2)の正常値は、96~99%となります。万が一正常値でない測定値が表示された場合は、十分に酸素を贈れていない状態(呼吸不全)の可能性が考えられます。

至急、かかりつけ医に診察を行ってもらいましょう。

正常値に関しては、下記の記事にて詳しく解説しておりますので気になる方はご参考にしてみてください。
パルスオキシメーターの正常値と使い方について

脈拍数(PR)と正常値

脈拍数(PR)は、bpmという単位で表示されます。
脈拍数(PR)の測定範囲は、30~235bpmまた30~250bpmが多い傾向にあります。

年齢や個人差もありますが、健康的な成人であれば1分間に約60~100回が正常値になります。
また年齢が高くなるにつれて脈拍数(PR)は低くなる傾向にあります。そのため65歳以上の方であれば1分間に約50~70回が正常値となりますが、持病がある方は正常値と異なる場合があります。

健康な成人の安静時の脈拍数は、個人差はありますが、1分間に約60~100回となっています。
出典:心拍数 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

脈波波形

脈拍と脈拍の強さを波形でわかりやすく表示させた波形グラフ。脈拍は、運動後や緊張状態では早くなり、リラックスした状態では遅くなります。

健康管理のためにもご自身の脈波波形の状態を把握しておくことが大切です。万が一不規則な脈波波形が続く場合は不整脈の可能性が考えられますので、かかりつけ医に相談しましょう。

精度が高く数値確認がしやすい日本製パルスオキシメーター

日本製パルスオキシメーター PULSOX-Neo / コニカミノルタ(KONICA MINOLTA)

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    世界で初めてパルスオキシメーターを販売したパイオニアであるコニカミノルタの日本製パルスオキシメーター。

    末梢血流状態も測定できるPI値機能を搭載し、より精度の高い動脈血酸素飽和度(SpO2)の測定が可能です。また身体の酸素飽和度に合わせて、素早く的確に追従可能な8秒移動平均アルゴリズム採用し高精度を実現。

    消毒用薬剤耐久性試験にもクリアしているので、アルコール消毒も行うことができます。

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医療機器認証規格
測定範囲SpO2:0~100%、脈拍数:30~240bpm測定精度SpO2:±2%(70%≦SpO2≦100%)、脈拍数:30~240±3%または±1ディジットの大きい方
ディスプレイLCDディスプレイマルチアングル
Bluetooth機能薬液性
電源方法単4形アルカリ乾電池1本カラーホワイト
サイズ60 × 35 × 32mm重量約37g(電池含まず)

コストパフォーマンスに優れた人気パルスオキシメーター

パルスオキシメーター オキシシリーズ(OXiシリーズ) S-127 / シースター株式会社

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    6,980円(税込)※相場(楽天参考)

    シースター株式会社が販売を行うOXiシリーズは、累計販売数25万台突破する人気パルスオキシメーターです。医療現場でも採用されるなど測定精度もお墨付き。

    Bluetooth接続にも対応し、専用アプリと連帯することで測定値データを簡単に記録し管理することができます。データ管理が苦手な方にもおすすめです。

    高機能かつ低価格なので初めての方にもおすすめのパルスオキシメーターです。

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医療機器認証規格JIS規格
測定範囲SpO2:20~100%、脈拍数:30~250bpm測定精度SpO2:70%~99%±2、脈拍数:30~99bpm±2
ディスプレイ有機ELディスプレイマルチアングル4方向
Bluetooth機能電源方法単4形アルカリ乾電池2本
連続使用時間カラーピンク、ブルー、グレー、ブラック
サイズ60 × 29.9 × 32.5mm重量約55g(電池含む)