医療施設や病院などでも導入されているパルスオキシメーター。最近では一般家庭でも導入され、需要が高まっています。今回は「パルスオキシメーターとは?」という疑問にわかりやすく簡単に解説していきます。
パルスオキシメーターを使うことで何を測定することができるのかなども解説していますので、是非参考にしてみてくださいね。
おすすめ関連記事
>パルスオキシメーターのおすすめ人気ランキング10選!オムロンから日本製まで厳選!
パルスオキシメーターとは?動脈血酸素飽和度と測定できる医療機器
パルスオキシメーターとは、動脈血酸素飽和度(SpO2)を誰でも簡単に測定することができる医療機器です。わかりやすく簡単に説明すると、「肺から酸素をどれくらい取り込めているか」を数値化したものとなります。
赤血球に含まれるヘモグロビンは酸素と結合することで、酸素を身体の隅々まで運ぶことができます。
血液中の何%のヘモグロビンが酸素と結合しているかを数値化した動脈血酸素飽和度(SpO2)を測定することで、健康状態を簡単に把握することが可能です。
参考:パルスオキシメータとはどのようなものですか? | 一般社団法人日本呼吸器学会
パルスオキシメーターの測定方法
パルスオキシメーターは、本体に指先を入れることで動脈血酸素飽和度(SpO2)の測定を行います。その際に、指先には赤い光と赤外光を当てることで、2種類のヘモグロビンの透過光量を検出し動脈血酸素飽和度(SpO2)を測定しています。
パルスオキシメーターのより詳しい原理と仕組みは下記の記事で解説しております。
参考:パルスオキシメーターの原理と仕組みについて
パルスオキシメーターの測定値は96~99%が正常値
パルスオキシメーターでの正常値は96~99%となります。
測定値が90%以下の場合は、呼吸器などに異常がある可能性が考えられますので、すみやかにかかりつけ医に相談しましょう。
年齢によっても正常値は異なるため、詳しくは下記の記事を参照ください。
参考:パルスオキシメーターの正常値と使い方について