近年、カンナビノイド成分の研究が加速し、次々と新しい成分が見つかっています。
その中でも今話題となっている「THCH」、「HHCP」、「THCO」の成分、効果・体感などの違いについて詳しく解説していきます。
また現時点での規制対象・合法かどうかも合わせてご紹介しますので、どのカンナビノイド成分を購入しようか迷っている方は、是非参考にしてみてくださいね。
THCH・HHCP・THCOの成分の違い
THCH、HHCP、THCOの各カンナビノイド成分にはどのような違いがあるのか、詳しく解説していきます。
THCHの成分について
THCH(Δ9-THCH、Δ9-パラヘキシル、n-ヘキシル-Δ9-THC)は、2020年に発見された比較的新しいカンナビノイド成分です。
大麻植物に含まれている植物性カンナビノイドに分類され、精神活性作用に優れ、大麻の主な有効成分である「デルタ9 THC(テトラヒドロカンナビノール)」のヘキシル同族体となります。
同族体とは、元素の周期表で同一の族に属する元素のことを指します。
ヘキシル同族体は、THCと同じ官能基を含みますが、炭素間結合の長さが異なる化合物となります。
後ほどご紹介する、「HHCP」、「THCO」と異なり、天然由来のカンナビノイドであるため、ケミカルでないという点が大きな違いと言えるでしょう。
HHCPの成分について
HHCPは、大麻に含まれているカンナビノイドであるHHC(ヘキサヒドロカンナビノール)に対して、炭素側鎖の構造を強化(追加)することで生成される成分です。
炭素側鎖の構造を強化(追加)することで、カンナビノイドを引き起こすのと同じ受容体である脳内のCB1受容体と相互作用し、強い効果が得られる成分となります。
炭素原子を追加しているため、正確には半合成カンナビノイドとなります。
THCOの成分について
THCOは、デルタ-8 THC(テトラヒドロカンナビノール)に引火性の高い無水酢酸を追加し、生成される半合成カンナビノイド(酢酸カンナビノイド)です。
特に無水酢酸は、有害な物質であることがわかっており、人体への影響が危惧されている物質です。
国立医薬品食品衛生研究所が、ラットを用いて行った無水酢酸の毒物劇物指定のための有害性実験では、経口または経皮摂取では、毒劇物には相当しないが、吸入摂取を行った場合、皮膚または目の腐食性物質であることが判明した。
具体的には、皮膚組織を破壊し、表皮を貫通し真皮に至るということが認められています。また目の角膜、虹彩または結膜に対する可逆的であると予測されない作用も確認されており、危険な成分であることがわかります。
参考:平成26年度 報告毒物劇物指定のための有害性情報の収集・評価 | 厚生労働省
合成カンナビノイドについて
カンナビノイドには、人工化学物質を加えていない非合成カンナビノイド(植物性カンナビノイド)と人工化学物質を加えて生成する合成カンナビノイド、半合成カンナビノイドの3種類に分類されます。
それぞれの特徴と違いは下記の通りとなります。
非合成カンナビノイド(植物性カンナビノイド)
非合成カンナビノイド(植物性カンナビノイド)は、大麻草から、Δ9-THC、CBD、THCA、CBDA、CBG、CBN、Δ8-THCなどのカンナビノイド成分を抽出して作られたものとなります。
人工的な化学物質が加えられていないというのが大きな特徴です。
半合成カンナビノイド
天然由来のカンナビノイド成分に人工化学物質を加えて、生成されるのが半合成カンナビノイドです。
人工化学物質を加えて、意図的に自然界には存在しないカンナビノイドを生成することで、規制から逃れることができます。
またTHCなどの植物性カンナビノイドよりも優れた効果を持つことも大きな特徴です。
合成カンナビノイド
人口化学物質を添加し、大麻草に含まれているTHCに似せて生成されたのが合成カンナビノイドです。
具体的には、乾燥した植物細片に麻薬等に似た作用を持つ化学物質を混ぜて生成される「脱法ハーブ」と呼ばれるものになります。
THCよりも最大数百倍もの作用があると言われていますが、麻薬等に似た作用を持つ化学物質を添加しているため、非合成カンナビノイド(植物性カンナビノイド)や半合成カンナビノイドに比べて、危険性が高いのが特徴です。
また日本国内でも規制対象となるため、指定薬物となり違法となります。
参考:Synthetic cannabinoids in Europe – a review EMCDDA
成分の違いとまとめ
THCH、HHCP、THCOの成分の違いとまとめると下記の通りとなります。
THCHが天然由来の植物性カンナビノイドに対して、HHCP、THCOは炭素原子や無水酢酸を追加して、生成された半合成カンナビノイドとなります。
特に毒物劇物としても指定されている無水酢酸を追加しているTHCOの使用には注意が必要です。
・THCH:合成カンナビノイドでなく安全性が高い植物性カンナビノイド
・HHCP:炭素原子を追加した半合成カンナビノイド
・THCO:人体にも影響が大きい無水酢酸を追加した半合成カンナビノイド
THCH・HHCP・THCOの効果や体感の違いとは?
それでは、次に効果や体感の違いについて解説していきます。
THCHの効果と体感
THCHは、合成カンナビノイドではないですが、デルタ8TCHなどよりも、優れた効果と体感を感じることができるのが大きな特徴です。
主な効果としては、多幸感、気分の高揚、リラックス効果、不眠症の改善効果、食欲増進効果(マンチ効果)、中枢神経系が活性化するなどの効果・体感が挙げられます。
合成カンナビノイドでなく天然由来カンナビノイドでありながら、TCH同様の効果・体感が得られるため、多くの話題を呼び、人気を博しています。
参考:THCHとは?効果と体感について!効果時間と抜けるまでも時間も解説
関連記事:【確実キマる】高濃度THCHリキッドのおすすめ人気ランキング5選!
HHCPの効果と体感
HHCPは上記でもお伝えした通り、HHC(ヘキサヒドロカンナビノール)に炭素原子を追加して生成された合成カンナビノイドです。
炭素側鎖の構造を強化しているので、効果や体感はHHCの約10倍とも言われています。
またカンナビノイドが最大30倍も効率的にCB1受容体(1型カンナビノイド)と結合できるというメリットもあります。
デルタ9THCと類似点も多く、気分の高揚など似たような効果や体感を得ることができるでしょう。
一方でTHCHよりも、バットに入る確率が高く、吐き気などの副作用が出る場合もあります。
THCOの効果と体感
THCOは、デルタ8THCと同様の多幸感効果が高いという特徴があります。
ただし、無水酢酸を追加して生成された合成カンナビノイドであるため、健康被害などが懸念されています。
効果の違いとまとめ
THCH、HHCP、THCOの効果の違いとまとめると下記の通りとなります。
どの成分もTHCと同様の気分の高揚や多幸感が得られるのが大きな特徴です。
・THCH:多幸感、気分の高揚、リラックス効果などの効果が得られ、バッドにも入りにくい
・HHCP:HHCの約10倍もの効果があるが、THCHよりもバッドに入りやすい
・THCO:デルタ8THCと同様の効果を得られるが健康被害が懸念される
THCH・HHCP・THCOの規制や違法性の有無について
それでは次に各カンナビノイド成分の規制、違法性、合法について解説していきます。
THCHの規制や違法性について
2020年にイタリアで発見されたTHCHですが、今現在(2023年6月時点)では、規制の対象となっておらず、違法性もなく合法として使用が可能です。
THCHの取扱店舗や楽天市場などでもCBD製品と同様に手軽に購入することができます。
※2023年7月25日に指定薬物として指定する省令が公布され、2023年8月4に施行されます。
参考:薬物乱用防止に関する情報 | 厚生労働省
参考:【全国版 東京・大阪・名古屋・福岡等】THCHの取扱店舗・販売店まとめ
HHCP・THCOの規制や違法性について
2022年3月4月に厚生労働省薬事・食品審議会 指定薬物部会が開催され、3月7日にHHC等を含む6物質が指定薬物への指定公示、3月17日にHHCO(HHCP除く)、THCOは規制対象となり、「製造、販売、輸入、所持、購入、使用、授与、譲り受け」が禁止され、違法となっています。
そのため販売事業者や製造事業者は、17日までに販売停止し、在庫を適切な形で処分することを余儀なくされたため、破格値でHHCOやTHCOが出回るという事態が発生しました。
しかし、HHCOは規制対象となりますが、水素化されたHHCPは規制対象外となり、違法性はなく合法となります。
【2022年3月17日に指定された指定薬物一覧】
・5F-EDMB-PICA
・Etonitazepyne、N-Pyrrolidino Etonitazene
・α-D2PV、A-D2PV
・テトラヒドロカンナビフォロール、Δ9-THCP、THC-Heptyl
・Hexahydrocannabinol、ヘキサヒドロカンナビノール、HHC
・Methoxpropamine、MXPr、3-MeO-2′-oxo-PCPr
参考:危険ドラッグの成分6物質を新たに指定薬物に指定 | 厚生労働省
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それで体感無い人いないわ。これ凄いです!体感はかなりありますね、そして体感時間も凄く長いです。週末限定ですね(笑)
とりあえず食い物が上手い!今までの中で1番いいです!
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