酸素吸入器と人工呼吸器の違いについて

酸素吸入器と人工呼吸器の違いについて

酸素吸入器と人工呼吸器の違いについて

どちらも酸素療養して用いられますがどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、呼吸困難時などで用いられる「酸素吸入器」と「人工呼吸器」の違いについて解説します。

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酸素吸入器と人工呼吸器の違い

酸素吸入器

待機中の酸素濃度は約21%程ですが、酸素吸引ではより濃度の高い酸素を吸引することで酸素を補い酸欠状態を防ぐことができます。一般的な酸素吸入器であれば、大気中の酸素を80%以上の酸素濃度にさせ吸引することが可能です。

濃度の高い酸素を吸引することで、酸欠状態を防ぎ酸素不足による身体機能低下を改善し、活動的に過ごすことができます。

人工呼吸器

人工呼吸器は呼吸不全の患者さんに使用される医療機器です。
人工呼吸器を使うことで呼吸の補助を行い、身体にたまった二酸化炭素を取り除き呼吸を楽にしてくれる働きがあります。

また人工呼吸器には、NPPVとTPPVの2種類の方法があります。

なんらかの障害によって血液中の酸素の量が60mmhg以下になった場合、その患者さんの呼吸の補助を行い、あるいは呼吸そのものが停止している患者さんに対して完全に代行するために用いられる機器を人工呼吸器と呼びます。
出典:人工呼吸器について | 医療法人社団誠広会 平野総合病院

NPPV

NPPVは、専用マスクを装着し肺に圧力をかけて呼吸をサポートする方法です。
主に慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺結核後遺症、間質性肺炎、無呼吸症候群、心不全など呼吸器に異常がある場合に用いられる方法です。

取付や装着も簡単に行うことができるのが大きなメリットです。ただTPPVよりも二酸化炭素を軽減させる性能は劣ります。

TPPV

TPPVは、気管を切開し気管カニューレという菅に人工呼吸器を接続し呼吸をサポートする方法です。
主に、NPPVでは不十分な場合やALS(筋萎縮性側索硬化症)など筋肉や神経の病気により呼吸が困難な場合に使用します。

NPPVよりも効果が高く、二酸化炭素を軽減させる性能にも優れているのが特徴です。

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