アルコールチェッカーの正しい吹き方について

アルコールチェッカーの正しい吹き方について
アルコールチェッカー・検知器の正しい拭き方について
Source:amazon.co.jp

今回は、アルコールチェッカー・検知器の正しい吹き方についてご紹介します。正しい吹き方でアルコール濃度測定をより正確に行いましょう。

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アルコールチェッカーの正しい吹き方と注意点

アルコールチェッカー・検知器には、大きく分けて「吹きかけ式」と「吹き込み式」の2種類の測定方法があります。測定方法によって吹き方・使用方法は異なりますので注意が必要です。

メーカーや機種によっては、拭き方や使用方法は異なりますが基本的な使用方法は同じとなります。それでは、「吹きかけ式」と「吹き込み式」の測定方法別で正しい吹き方をご紹介します。

吹きかけ式の拭き方

測定前の準備

アルコール濃度測定を正しく行うためにも、測定前クリーニングが推奨されています。アルコール濃度測定を行う前は、必ずクリーニングを行ってから測定を行いましょう。

クリーニング方法は、メーカーやモデルによって異なりますので取扱説明書に従いクリーニングを行います。

1.電源を入れる

アルコールチェッカー・検知器の電源をオンにします。センサーキャップなどがある場合は上げておきましょう。

2.カウントダウンが開始される

吹きかけ前にカウントダウンが始まります。カウントダウンの秒数はメーカーや機種によって異なります。
カウントダウンが終了すると、スタートの合図が表示されます。

3.吹きかけ口に息を吹きかける

スタートの合図が表示されたら、アルコールチェッカー・検知器の吹きかけ口から、約1cmほど離して、約4~5秒ほど息を吹きかけます。この時に、約4~5秒間息を吹き続けるようにしましょう。

4.測定が開始される

センサーが呼気を検知するとアルコール濃度測定が開始されます。測定が完了すると呼気内に含まれるアルコール濃度(mg/l)が表示されます。

5.電源を切り測定完了

アルコール濃度を確認したら、電源を切り測定終了となります。

吹き込み式の拭き方

測定前の準備

吹きかけ式と同様に、吹き込み式でも測定前クリーニングを必ず行います。正しくアルコール濃度測定するためにも、測定前クリーニングを忘れないように注意しましょう。

1.アルコールチェッカー本体にマウスピースを取り付ける

消毒または洗浄済のマウスピースをアルコールチェッカー本体に取り付けます。取り付け方向を間違わないように気を付けましょう。またしっかりと奥まで差し込みます。

2.電源を入れる

アルコールチェッカー・検知器の電源をオンにします。

3.カウントダウンが開始される

吹きかけ前にカウントダウンが始まります。カウントダウンの秒数はメーカーや機種によって異なります。
カウントダウンが終了すると、スタートの合図が表示されます。

4.マウスピースを咥えて息を吹き込む

マウスピースを咥えて、約4~5秒ほど息を継続して吹き込みます。途中で息が途切れないように注意しましょう。

5.測定が開始される

センサーが呼気を検知するとアルコール濃度測定が開始されます。測定が完了すると呼気内に含まれるアルコール濃度(mg/l)が表示されます。

6.電源を切り測定完了

アルコール濃度を確認したら、電源を切り測定終了となります。

アルコールチェッカー・検知の注意点

アルコールチェッカー・検知器使用時の注意点をご紹介します。

口内洗浄液使用後や喫煙後はうがいをしてから測定する

口内洗浄液使用後や喫煙後は、アルコールチェッカーが反応してしまう場合があります。しっかりとうがいを行い、20分以上経過してからアルコール濃度測定を行いましょう。

食後や飲料水を飲んだ直後も注意が必要

食料品や飲料水にも微量なアルコール成分が含まれている場合があります。食後などにアルコール濃度測定を行う場合は、水でうがいを行い、15~20分以上経過してからアルコール濃度測定しましょう。

特にパンや納豆などの発酵食品は、反応が出てしまう可能性が高い傾向があります。

飲酒をしていないのに反応が出てしまう食料品等に関しては下記の記事で詳しく解説しています。
参考:アルコール検知器でお酒を飲んでないのに反応が出る原因
参考:コーヒーはアルコールチェッカーで反応する?影響について

風が強い・ニオイがキツイ場所は避ける

風が強い場所やニオイがキツイ場所などで、アルコールチェッカー・検知器を使用すると正しく測定ができない場合があります。そのような場所は避けて測定を行いましょう。

本体をアルコール成分が含まれた液体等で拭かない

アルコール除菌液やアルコール成分が含まれた液体また洗剤などの使用は、センサー部分に悪影響を与えてしまう場合がありますので注意しましょう。ベンジン、シンナー、スプレーなどを使用すると故障の原因になります。

アルコールチェッカー本体の汚れなどを取る場合は、中性洗剤を水で薄めた液体または水で湿らしたタオルを固く絞り、優しく拭き取りましょう。メーカーによっては、中性洗剤の使用も禁止されている場合もありますので、取扱説明書を事前に確認しましょう。

換気お知らせ表示などが出たら換気を行う

アルコールチェッカー本体に呼気を吹き込んだ後に、内部にガスが残ってしまう場合があります。メーカーによっては、ガスを取り除くために換気を促すお知らせが表示されます。

内部のガスを取り除くために、アルコールチェッカー本体を数回振り、ガスをしっかり取り除いてから、正しく保管しましょう。

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