パルスオキシメーターの脈拍数(心拍数)の正常値について

パルスオキシメーターの脈拍数(心拍数)の正常値について

パルスオキシメーターの脈拍数 心拍数の正常値について

パルスオキシメーターでは、動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定することができます。
今回は、脈拍数の正常値についてご紹介します。

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パルスオキシメーターの脈拍数の正常値は60~100回/分

一般的に脈拍数の正常値(基準値)は、1分間に60~100回程度とされています。
パルスオキシメーターで動脈血酸素飽和度(SpO2)を測定する際に、あわせて脈拍数も正常値かどうか確認しましょう。

正常値よりも脈拍が早かったり、遅かったりすると全身への血液供給が正常に行われていない可能性や心臓のポンプ機能に異常がある可能性があります。

脈拍数と動脈血酸素飽和度(SpO2)を合わせて確認し、異常がある場合は速やかにかかりつけ医に相談しましょう。また「脈拍数」と「心拍数」は同じ意味合いになります。

心拍数の基準値は、年齢・性別によって異なりますが、1分間に60~100回程度です。心拍数と脈拍数は同じ意味を指す言葉です。
出典:心拍数が高いことと、高血圧とはなにか関係はありますか?|オムロン株式会社

脈拍数の「年齢別」正常値

脈拍数の「年齢別」正常値では、新生児・乳児が最も脈拍数が多く、高齢者になると脈拍数が低く徐脈傾向にあることがわかります。

新生児・乳児120~140回/分1~3歳90~120回/分
4~12歳80~90回/分13~20歳70~90回/分
成人60~80回/分高齢者60~70回/分

高齢者の脈拍数の正常値について

上記でも記述した通り、高齢者の脈拍数の正常値は60~70回/分となっています。60回以下であれば徐脈、100回/分以上であれば頻脈と診断されます。

緊張状態ではないにも関わらず、不整脈が確認される場合は、疾患を発症している可能性がありますので早急にかかりつけ医に相談しましょう。

高齢者の脈拍数が多い原因

正常値よりも脈拍数が多い場合、心房細動、心室頻拍、心室細動、WPW症候群などの疾患が原因の可能性があります。正常値よりも脈拍数が多く続く場合はかかりつけ医に相談しましょう。

高齢者の脈拍数が少ない原因

逆に脈拍数が少ない場合、洞不全症候群、房室ブロックなどの原因の可能性があります。放置しておくと心不全を引き起こす可能性があります。

脈拍数と心拍数の違い

脈拍数とは、身体の動脈が1分間に拍動する回数を指します。一方で心拍数とは、心臓が1分間に全身に血液を送り出す拍動数を指します。脈拍数と心拍数は、一般的には同じ数値となるため同義語として使用されることが多いですが、厳密には異なる意味合いを持ちます。

脈拍数が多いなど不整脈の原因について

脈拍数が多い主な原因は、日常生活や環境、そして疾患が原因となる場合がほとんどです。

環境など日常生活が原因となる不整脈

緊張状態や興奮状態の場合

緊張状態や興奮状態の場合、自律神経の交感神経が優位に働きます。交感神経が優位になると脈拍が早くなる傾向があります。その他にも運動後などにも脈拍は早くなります。

逆にリラックスした状態で、副交感神経が優位になると脈拍はゆっくりとなり、脈拍数は減少します。

過度な疲労や睡眠不足による不整脈

不整脈の中には、脈が飛ぶという症状もあります。これは正常な拍動の間に不規則な拍動が発生する症状で「期外収縮」と診断される症状です。

健康な方にも発生する症状で、過度な疲労や睡眠不足の場合に自律神経が乱れていると発生する場合が多くあります。

疾患が原因となる不整脈

心筋梗塞

心筋梗塞は、動脈硬化などが原因で心臓に送り込むための血管(冠動脈)が狭くなり、最終的には血流を完全に止めてしまう危険な疾患の一つです。

症状が重度になると、心筋の一部が壊死する危険性がある疾患です。症状としては、胸やみぞおちの激痛、締め付け、吐き気など10~30分ほど続くことがあります。

心筋症

心筋症は、心臓の筋肉に異常が発生し、全身へ血液を送り出すための心臓機能が低下する疾患です。症状としては、不整脈、胸あたりの圧迫感、疲れやすいなどの症状があらわれやすくなります。

主な原因はいまだに解明されていませんが、特発性拡張型心筋症の場合は、ウイルス感染や免疫異常が原因といわれています。

心筋炎

インフルエンザなどウイルスが心臓の筋肉(心筋)に感染することで炎症が起こり、心筋機能が低下し、収縮不全や不整脈を引き起こす疾患です。

一般的なウイルス風邪と同様に発熱などの症状もあり、動機、息切れ、疲れやすさ、不整脈などの症状も引き起こします。

ウイルス性心筋炎の場合は、一般的な風邪と同様に数日で治癒しますが、心筋のダメージが大きい場合は、回復に1か月以上かかってしまう場合や慢性心不全になる場合もあります。

狭心症

心臓の心筋と呼ばれる筋肉に酸素や栄養素を届ける役割を持つ「冠動脈」が動脈硬化によって狭くなり、酸素不足を引き起こし胸などに痛みを生じる疾患です。

一時的に症状が発生することが多く、急な運動や冬の時期などに一時的に酸素不足が発生し、胸の痛みや不整脈などを引き起こします。

心房細動

心房細動は、心臓の上部にある心房と呼ばれる部分が、電気信号の乱れによって痙攣したように細かく震え、心臓が正しく収縮できなくなる不整脈の一種です。

不整脈、強い動機、息切れなどの症状があり、治療せずに放置しておくと心不全や脳梗塞を引き起こす場合があります。加齢とともに発症するリスクが高くなる病気ですが、過度な疲労、飲酒、喫煙などが原因で若年層の方でも発症する場合もあります。

心臓弁膜症

心臓は右心房、右心室、左心房、左心室の4つの部屋からできており、血液の逆流を防いでくれる「弁」が存在します。その弁がさまざまな原因により、機能不全となり不整脈、動機、息切れ、胸の痛みなどを引き起こします。

主な原因は、加齢による動脈硬化、感染、外傷などが挙げられます。

房室ブロック

心臓拍動は、心房から心室へ電気信号を送ることで、筋肉を拡張・収縮を繰り返し行います。しかし、心房と心室を繋ぐ「房室結節」の機能が低下することで、電気信号が正しく送ることができず脈が遅くなってしまうことを房室ブロックといいます。

重症化すると、電気信号をうまく送ることができず失神する可能性もあるため、ペースメーカーを埋め込む必要があります。

自律神経失調症

不規則な生活習慣や過度なストレス、疲労が原因で自律神経が乱れ、倦怠感、動機、めまい、頭痛、多汗、不整脈などの症状を引き起こします。ただし人によって症状は異なるのが特徴です。

貧血

主に鉄分不足によって、赤血球の中にあるヘモグロビンの濃度が減少することで、不整脈、動機、冷え性、立ちくらみ、めまい、頭痛などを引き起こします。

ヘモグロビンの数値が、男性では13.0g/dl以下、女性では12.0g/dl以下の場合、貧血と診断されます。

更年期障害

女性は40歳を過ぎると卵巣機能が低下し、ホルモンバラスが急激に変化し身体に様々な症状が発生します。更年期では、自律神経の乱れ、不整脈、倦怠感、疲れやすい、イライラするなどの症状があらわれやすくなります。

動脈血酸素飽和度(SpO2)の正常値について

パルスオキシメーターで測定できる動脈血酸素飽和度(SpO2)の正常値は、96~99%とされています。動脈血酸素飽和度(SpO2)に関する詳しい解説は、下記の記事にて解説しておりますのでご参考にしてみてくださいね。

パルスオキシメーターの正常値と使い方について

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