JackeryとJVCのポータブル電源の具体的な違いについて

見た目などのデザインに共通点が多く、具体的にどういう違いがあるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、Jackery（ジャクリ）ポータブル電源とJVCポータブル電源の具体的な違いについてご紹介します。機能や仕様の違いなどもわかりやすく解説していきますので是非参考にしてみてくださいね。

JackeryとJVCのポータブル電源が似ているのは業務提携しているから

2019年11月8日（金）に、Jackery（ジャクリ）は、JVCケンウッド社との業務提携を発表しています。

業務提携内容としては、「商品の共同開発を行い、ポータブル電源のリーディングカンパニーとして、さらなる飛躍を目指す」としており、業務提携を行うことで、開発力と販売力の向上を目指すとしています。

また同年10月15日（火）には、JVCケンウッドよりJackery（ジャクリ）との共同開発によるポータブル電源を発売しています。

つまり両社は業務提携を行っているため、JVCケンウッドからもJackery（ジャクリ）のポータブル電源に似ているポータブル電源が販売されてるということにあります。

参考：Jackery Inc.とJVCケンウッド社が業務提携 | Jackery Japan

ポータブル電源の機能や仕様の違いについて

それでは、次に両社のポータブル電源の機能や仕様の違いについて解説していきます。

JackeryとJVCのバッテリー容量と価格の比較

Jackery（ジャクリ）では、合計6種類の容量を販売していますが、JVCケンウッドは合計4種類となります。

「1,002Wh」と「1,534Wh」は両社とも同じバッテリー容量のポータブル電源を販売しておりますが、それ以外のバッテリー容量に関しては異なる容量でのラインアップとなっています。

価格帯に関しては、同じバッテリー容量でも、JVCの方がやや高い傾向があります。

Jackeryポータブル電源のバッテリー容量と価格一覧

現在、Jackery（ジャクリ）では、下記のバッテリー容量のポータブル電源を販売しています。

JVCケンウッドポータブル電源のバッテリー容量と価格一覧

現在、JVCケンウッドでは、下記のバッテリー容量のポータブル電源を販売しています。

同じバッテリー容量のスペックの違い

それでは次に、同じバッテリー容量でスペックの違いがあるのかどうかについて、解説していきます。

バッテリー容量1,002Whでの比較

バッテリー容量1,002Whの比較では、サイズ、重量に若干の違いはあるものの、大きな違いとしては、Jackeryポータブル電源がUSB-Cが1口に対して、JVCポータブル電源は2口となっています。

価格では、Jackeryポータブル電源の方が19,040円安くなっています。

Jackery 1,002Wh スペック

JVCケンウッド 1,002Wh

バッテリー容量1,534Whでの比較

バッテリー容量1,002Whと同様に、サイズ、重量に大きな違いはありません。

USB-Cポートに関しては、Jackeryポータブル電源が2口、JVCポータブル電源が1口とJackeryポータブル電源の方がポート数が多くなっています。

定格出力も同じ1,800Wですが、フル充電時間が大きくことなります。

Jackeryポータブル電源は、2か所の充電用入力ポートを搭載するツインターボシステムを採用。フル充電を最短3.5時間で完了することができます。一方、JVCポータブル電源はツインターボシステムを採用していないため、フル充電に約6.5時間かかってしまいます。

価格では、Jackeryポータブル電源の方が71,000円と大幅に安い価格となっています。

1,534Whに関しては、Jackeryポータブル電源の方がスペックも高く、価格も安いという結果になりました。

Jackery 1,534Wh スペック

JVCケンウッド 1,534Wh

JackeryはJVCラインアップにはないプロシリーズを展開

Jackeryは、充電時間を短縮し高速充電を可能にしたプロシリーズを展開しています。プロシリーズでは充電時間を大幅に短縮し、約2時間でフル充電が可能となります。

また従来のリチウムイオン電池ではなく、安全性が高く長寿命に優れたリン酸鉄リチウムイオン電池を採用。リン酸鉄リチウムイオン電池を採用することで、サイクル回数を従来よりも約2倍ものサイクル回数実現。

「Jackery 1500 Pro」では、サイクル回数2,000回を実現し、ランニングコストを抑えたい方にもおすすめです。

Jackeryポータブル電源の寿命に関しては下記の記事で詳しく解説しています。

参考：Jackeryポータブル電源の寿命はどれくらい？全機種を解説

Jackeryポータブル電源の厳選おすすめ人気モデル

ポータブル電源 1500 Pro 1,512Wh / Jackery（ジャクリ）

• シリーズの中でもサイクル回数No.1！
  ポータブル電源 1500 Pro 1,512Wh / Jackery（ジャクリ）
  199,800円（税込）

  2000 Proの次にバッテリー容量が大きい、1500 Proですが、サイクル回数は2,000回とJackeryの中では最も寿命が長いモデルとなります。

  ランニングコストや寿命を重視する方には、一押しのポータブル電源です。

  定格出力も1,800Wと高く、ドライヤや電子レンジなどの消費電力の高い電化製品も稼働させることができます。

  重量は約17kgと2000 Proよりも約2.5kg軽くなります。

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ポータブル電源 708 708Wh / Jackery（ジャクリ）

• 中堅クラスで使い勝手がいい人気モデル！
  ポータブル電源 708 708Wh / Jackery（ジャクリ）
  84,500円（税込）

  容量、定格出力、コストパフォーマンスともに非常にバランスが良く、最も人気が高いモデルです。

  キャンプ、車中泊はもちろんのこと、災害用の非常用電源としてもおすすめです。

  容量も708Whと中堅クラスになりますが、重量が6.8kgと同等クラスでは軽く、持ち運びもスムーズに行うことができます。

  総合的にバランスが良く、初心者の方など初めてポータブル電源を導入する方にもおすすめのポータブル電源です。

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