エプソムソルトでアトピーは悪化する?入浴時の注意点

エプソムソルトでアトピーは悪化する?入浴時の注意点

エプソムソルトでアトピーは悪化する?入浴時の注意点

アトピー性皮膚炎の赤みやかゆみなどの症状改善に効果的と言われているエプソムソルト。今回はエプソムソルト入浴によりアトピー性皮膚炎が悪化する原因や入浴時での注意点についてご紹介します。

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エプソムソルトでアトピーが悪化する主な原因について

エプソムソルト入浴でアトピー性皮膚炎が悪化する主な原因についてご紹介します。またエプソムソルト入浴のアトピー性皮膚炎への効果については下記の記事で詳しく解説しています。

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入浴時間が長い

エプソムソルトを使った入浴では、通常10~20分ほどの入浴時間が目安となっていますが、アトピー性皮膚炎の方の場合、長湯をするとアトピー性皮膚炎を悪化させる原因になる場合があります。

最初は、10分以内を目安に入浴を行い症状を見ながら入浴時間を調節していきましょう。

またエプソムソルトの作用で水道水に含まれる塩素が中和されますが、お湯を沸かすことでも塩素を薄めることができます。水道水の塩素が気になる場合は、お湯を沸かすことも効果的です。ただしお湯の温度が高くならないように気を付けましょう。

湯加減などは好みによりますが熱めのお湯や長湯は避けた方がお肌には良いようです。お肌に湿疹などがあるときは残留塩素の影響が心配されますが、一般的にお風呂をわかすことで塩素分は希薄になります。
出典:特定非営利活動法人日本アトピー協会

お風呂の温度が高すぎる

お風呂の温度が高すぎると皮膚の保護成分が流れてしまい、乾燥の原因となってしまいます。そのため温度が高すぎるとアトピー性皮膚炎の症状を悪化させてしまいます。

また体温が高くなることで痒みの原因になってしまうこともあります。エプソムソルトはもともと高い温熱効果がありますのでお風呂の温度は、37~39度の少しぬるめの温度設定で入浴するようにしましょう。エプソムソルト入浴時には温度が高くなりすぎないように注意しましょう。

一般的にお風呂の温度が42度以上になると、肌にかゆみが発生しやすいと言われています。

エプソムソルトの濃度が高すぎる

エプソムソルトは、浴槽のお湯に対して0.1~0.2%の濃度になるように使用することが推奨されています。例えば150Lの浴槽であれば、150~300gのエプソムソルトを使用します。

エプソムソルトの濃度が高くなりすぎないように、使用量にも十分注意しましょう。推奨濃度内でも痒くなるなど悪化傾向にある場合は、さらに濃度を薄めるなど使用量の調節を行いましょう。

またエプソムソルトを肌に直接つけると、乾燥肌などには刺激が強くかゆみの原因になりますので注意しましょう。