ジャンプスターター付きポータブル電源5選!【車のバッテリー上がりに】

ジャンプスターター付きポータブル電源5選!【車のバッテリー上がりに】

車のバッテリー上がりにも対応できるポータブル電源登場!

キャンプなどのアウトドアから災害時など様々なシーンで活躍してくれるポータブル電源。今回は、万が一車のバッテリーが上がってしまってもポータブル電源で対応することができるジャンプスターター機能付きのポータブル電源をご紹介します。

関連記事:リン酸鉄リチウム ポータブル電源のおすすめランキング12選!寿命は最強クラス!

ジャンプスターター機能を搭載したポータブル電源

キャンプなどのアウトドアシーンで、スマートフォンの充電や照明器具、暖房、扇風機、小型冷蔵庫などの電源供給のために活躍してくれるポータブル電源。

持ち運びにも便利で、アウトドアシーンだけでなく災害用の備えとしても活躍してくれます。

最近では、車のバッテリー上がりにも対応してくれるジャンプスターター機能を搭載したポータブル電源も販売されており、万が一車のバッテリーが上がってしまってもポータブル電源1台あれば対応することが可能です。

そもそもジャンプスターターとは?

ジャンプスターターとは、車のバッテリー上がりに特化したモバイルバッテリーのことをいいます。ジャンプスターターと車のバッテリーを専用のクランプ付きケーブルで接続することで、電力を供給し車のエンジンを始動させることができます。

通常のポータブル電源では、ACコンセント、DC、USB、Type-Cなどには対応していますが、ジャンプスターター出力には対応していません。

ですが、ジャンプスターター機能を搭載したポータブル電源であれば、車のバッテリーと接続しバッテリー上がりにも対応することができます。

参考:まさかのバッテリー上がりに!「ジャンプスターターで安心を常備」 | 価格.comマガジン

車のバッテリー上がりの主な原因

車のバッテリー上がりの主な原因

車のバッテリー上がりの主な原因は、ヘッドライト、室内灯、ハザードランプなどライト類の消し忘れによる原因ががほとんどです。

ライトの消し忘れによるバッテリー上がり

車のエンジンを停止した状態のまま、ヘッドライトや室内灯を点灯し続けると、バッテリーの電力を大幅に消費しバッテリー上がりの原因となってしまいます。

一般的な車に搭載されているバッテリーは、エンジンを稼働させることで発電を行い電力を供給する仕組みになっています。そのため、エンジンが停止した状態ではバッテリー単体で発電することができず、バッテリーに蓄電された電力を消費することとなります。

しかし蓄電された電力には限りがあるため、ライト類を点灯し続けるとバッテリー上がりを引き起こしてしまいます。

気温が低い冬場はバッテリーが上がりやすい

車に搭載されているバッテリーは、内部のバッテリー液(希硫酸)が化学反応を起こすことで発電を行い、エアコンやライト類に電力を供給しています。

しかしバッテリー液(希硫酸)は寒さに弱いというデメリットがあり、冬場など気温が低い季節になると化学反応が鈍くなってしまいバッテリーの性能が落ちてしまうため、通常よりも冬場は車のバッテリー上りが起きやすくなってしまいます。

またバッテリーは年々劣化してしまいますので、年数が経つとよりバッテリー上がりが起きやすくなります。雪が降りやすい地域などでは、定期的に雪かきを行うなど、バッテリーを冷やさないように工夫が必要となります。

車の使用頻度が少ない場合もバッテリーは上がる

車の使用頻度が少なく、長期間車に乗らない状態が続くとバッテリーが上がりやすくなります。

これは車に搭載されているバッテリーの自然放電が原因で、蓄電されていた電力が自然放電によりなくなってしまいバッテリー上がりを引き起こしてしまいます。

古いバッテリーを使用している

バッテリーの交換目安(寿命)は、約2~3年といわれています。バッテリーが劣化すると発電機能が落ちてしまい発電量が少なくなってしまいます。

3年以上経過しているバッテリーを使用している場合は、バッテリーが上がりやすくなるでしょう。

バッテリーの通常時の電圧は、12.5~12.8Vが正常値と言われています。もし通常時の電圧が12.5V未満になったらバッテリー交換のタイミングと言えるでしょう。

車のバッテリー上がりは自然回復する?

結論:車のバッテリー上がりは自然回復しない!必ず充電が必要!

車のバッテリー上がりは、自然回復することは絶対にありません。バッテリー単体では、発電することができず電力を生み出すことができません。

そのため自然回復することはなく、バッテリーが上がったら劣化を防ぐためにも早急に充電を行い回復させることが必要不可欠となります。

バッテリー上がり後の放置は危険

車のバッテリーが上がった状態で放置しておくと、バッテリーの劣化を急速に早めてしまいます。バッテリーが劣化してしまうと元に戻すことができません。

早急に充電を行い回復させないと、最悪の場合、新品交換などコストが加算してしまう場合もありますので早急に対応しましょう。

バッテリー上がりの目安時間

車のバッテリーが上がるまでの時間は、バッテリーの年数や状態によっても異なりますが、平均時間は下記の通りになります。劣化が進んでしまっていたり、長期間車に乗っていない状態が続いている場合は、下記の目安時間よりも短くなる場合があります。

特にヘッドライトは電力の消耗が大きく、3~4時間と短期間でバッテリーが上がってしまいます。またバッテリーが新品でない場合、車を乗らずに1ヵ月以上放置してしまうとバッテリーが上がってしまう可能性がありますので、定期的に乗車するようにしましょう。

乗車が面倒な場合は、バッテリーのマイナス端子を外しておくと自然放電を大幅に抑えることができます。長期間乗る予定がない場合は、事前にバッテリーのマイナス端子を外しておきましょう。

ヘッドライトの消し忘れ3~4時間
室内灯の消し忘れ12~15時間
ハザードランプ消し忘れ5~10時間
長期放置1ヵ月~※新品の場合は半年

車のバッテリー上がりが回復するまでの充電時間と充電方法

車のバッテリー上がりの充電時間と充電方法

では実際に車のバッテリーが上がってしまった場合、どれくらいの充電時間が必要なのでしょうか。バッテリーを充電する方法には大きく分けて「急速充電」と「普通充電」の2種類の充電方法があります。

充電方法によって、充電時間は大きく異なります。

急速充電の充電時間は約20分

ジャンプスターターなどでバッテリーを充電する場合の充電時間は、約20分が目安となります。30分以上充電を行ってしまうと逆にバッテリーを傷めてしまう恐れがありますので充電時間をしっかり守って充電を行いましょう。

急速充電は緊急時に行うことが多く、エンジンをかけることができる状態まで充電をすることができますが、満充電を行うことはできません。

普通充電の充電時間は10~12時間

バッテリーの充電状態を100%まで回復させる充電方法を普通充電といいます。0%から100%の満充電を行うまでの充電時間は、約10~12時間となります。

充電電流や充電時間は、バッテリー容量やバッテリーの状態に応じて調節する必要があります。充電の際は、しっかりと取扱説明書を読み正しい手順で行いましょう。

車のバッテリー上がりにも対応できる最強ポータブル電源

ジャンプスターター機能付きポータブル電源 JUMP1500X / ブイトーマン(VTOMAN)

  • ジャンプスターター機能搭載ポータブル電源
    ジャンプスターター機能付きポータブル電源 JUMP1500X / ブイトーマン(VTOMAN)

    99,800円(税込)

    ジャンプスターター機能と長寿に優れたリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載、サイクル回数は3,000回まで対応。

    定格出力も1,500Wと大きく、消費電力が大きい電化製品にも使用することができます。

    また同時給電は最大15台まで可能なので、複数人数で使用する場合やキャンプ時にもおすすめです。

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総合評価4.45 レビュー件数:31件
※2023/7/13時点
この冬に雪中停電を経験して、「人間、電源が無いと非力すぎる」という事を痛感し、ポータブル電源の購入を決意しました。ちょっとしたレジャーや緊急回避であれば600Wもあれば大丈夫と思いましたが、今回はきっかけが「人命第一」でしたので、こちらのポタ電をガツッと購入しました。と思っているうちに春が終わってしまったのですが、目的は”緊急時に備えて”だけではありません。元々目的地だけ決めてドライブ→車中泊という事をよくやっていました。きっと役立ってくれます。そしてテレワーク時代の昨今、「電源さえ確保できればどこでも仕事ができる」というステキ計画も実行に移すことにしました。車に持ち込む事を想定してシミュレートしてみたのが動画です。PC・スマホ・タブレット・冷蔵庫そして夏に向けて扇風機。これだけに同時給電しても、まったく問題がありません。消費した分はシガーソケットから充電できますし、そのためのケーブルも添付しているので完璧です。テンション爆上がりです!

容量828Wh重量約17.5kg
出力ポートACコンセント(6口)、DC12V(2口)、USB-A(4口)、Type-C(1口)、ジャンプスターター(1口)、DC出力(1口)出力波形正弦波
充電方法ソーラー・シガーソケット・コンセントサイズ36 x 27 x 28cm

その他機能:アルミニウム合金ケース、バッテリーマネジメントシステム(BMS)

モバイルバッテリーを搭載したジャンプスターター4選【番外編】

ジャンプスターター ポータブルパワーソース PS-16000RP 59Wh / 日立(HITACHI)

  • サイクル回数2,000回の長寿命ジャンプスターター!
    ジャンプスターター ポータブルパワーソース PS-16000RP 59Wh / 日立(HITACHI)

    25,800円(税込)

    発火などの危険性がない安全性に優れたリン酸鉄リチウムイオンを採用したポータブル型ジャンプスターター。リン酸鉄リチウムイオンを採用することでサイクル回数2,000回と優れた長寿命化を実現。

    短路、過電流、逆電流など各種保護回路を搭載しているので、安心して車のバッテリー上がりにも対応できます。また自動充電モード搭載で充電状態に応じた充電が可能です。

    防水機能ISP63に対応し、雨の日などでも使用することができます。

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バッテリー容量16,000mAh出力300A(最大600A)
ジャンプスタート対応車ガソリン車:4,000cc以下、ディーゼル車:3,000cc以下サイクル寿命約2,000回
サイズ224 x 94 x 42mm重量約930g

ジャンプスターター モバイルバッテリー 13,600mAh / LUFT

  • 楽天ランキング1位を獲得した人気のジャンプスターター!
    ジャンプスターター モバイルバッテリー 13,600mAh / LUFT

    8,980円(税込)

    ガソリン車であれば、排気量5,000ccまで対応し、排気量が大きい大型車にも対応可能です。USB出力ポート搭載で、スマートフォン、タブレットなどの充電も可能。

    またLEDライト機能も備わっているので、万が一夜中にバッテリーが上がってしまっても安心です。

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バッテリー容量13,600mAhピーク最大出力600A
ジャンプスタート対応車ガソリン車:5,000cc以下、ディーゼル車:3,000cc以下サイクル寿命
サイズ160 x 80 x 35mm重量約440g

ジャンプスターター モバイルバッテリー FF1 12,800mAh / FISHERFANS

  • わずか数十秒でエンジン起動可能!
    ジャンプスターター モバイルバッテリー FF1 12,800mAh / FISHERFANS

    5,980円(税込)

    最大電流1,000A、ガソリン車7,200cc以下、ディーゼル車5,500cc以下まで対応。QDSP技術を採用することで、ジャンプスタート機能を約2倍向上させ、バッテリー上がりをわずか数十秒でエンジンを起動してくれます。

    USB(Type-A)出力ポートは、2口装備されているので最大2台まで同時充電が可能です。

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バッテリー容量12,800mAhピーク最大出力1,000A
ジャンプスタート対応車ガソリン車:7,200cc以下、ディーゼル車:5,500cc以下サイクル寿命
サイズ84 x 145 x 25mm重量約318g

ジャンプスターター モバイルバッテリー B7 16,500mAh / BEATIT

  • サイクル回数2,000回の長寿命ジャンプスターター!
    ジャンプスターター モバイルバッテリー B7 16,500mAh / BEATIT

    7,980円(税込)

    最大ピーク電流は1,200Aで、車だけでなくトラクター、小型トラック、スノーモビルなど幅広い車種にも対応しています。対応可能は排気量は、ガソリン車8,000cc、ディーゼル車6,000ccまで対応。

    1回のフル充電で最大20回までジャンプスタートが可能です。また大型液晶ディスプレイを搭載し、バッテリー残量や出力電圧電力も一目で確認することができます。

    楽天で詳細を見るamazonで詳細を見る

バッテリー容量16,500mAhピーク最大出力1,200A
ジャンプスタート対応車ガソリン車:8,000cc以下、ディーゼル車:6,000cc以下サイクル寿命
サイズ175 x 83 x 35mm重量約460g