血圧計で不整脈マークが出たら?頻繁に出る場合の注意点

血圧計で不整脈マークが出たら?頻繁に出る場合の注意点

血圧計で不整脈マークが出たら?頻繁に出る場合の注意点

血圧計の機能やメーカーによっては、血圧値以外にも不整脈マークを表示してくれる血圧計もあります。今回は血圧計で不整脈マークが出た場合の注意点についてご紹介します。

おすすめ関連記事
血圧計のおすすめ人気ランキング8選!オムロン上腕式タイプを厳選!
正確性が高い血圧計のおすすめ人気ランキング5選!上腕アームイン式
手首式血圧計のおすすめ人気ランキング7選!スマホ連動タイプも!

不整脈マークが出たら?

不整脈マーク機能を搭載している血圧計では、測定中の脈に異常がないかどうかを確認してくれます。通常であれば、平均値から±25%以上の差がある脈を検知すると、不整脈マークが表示されるようになっています。

ただし、不整脈マークが表示されたからといって必ずしも不整脈とは限りません。もう一度深呼吸を行い安静な状態で測定を行い不整脈マークが表示されるか確認しましょう。

不規則脈波マークは、測定中に脈が適切に検出されないときに表示されます。マークが表示されても、不整脈とは限りません。頻繁に表示される場合には、医師にご相談ください。
出典:不規則脈波マークは不整脈のサインですか? | オムロン株式会社

頻繁に不整脈マークが出る場合は注意が必要

再度血圧測定を行っても頻繁に不整脈マークが表示される場合は注意が必要です。2019年には、3回中2回以上不整脈マークが表示される場合、不整脈の一種である心房細動が発生している場合が高く、その精度は95%以上という論文も発表されました。

頻繁に不整脈マークが表示される場合は、不整脈の可能性が考えられるので必ず医師にご相談してください。

今回の論文は自宅での血圧測定の際に不規則脈波マークが3回の測定中に2回以上出るなら心房細動が起きている可能性が高いことを示すというものです。さらにその精度は95%以上ということです。
出典:血圧計の知られざる機能 | 内科灰本クリニック

不整脈の検査について

一般的には心電図検査を行い、不整脈の有無を診断します。一般的な心電図検査にて不整脈の判断ができない場合は、運動負荷心電図検査、ホルター心電図検査、イベントレコーダーなどを用いて詳しく検査を行います。

その他にも様々な要因を検査するために、採血検査、心エコー図検査などを行う場合もあります。医師の指示に従いすみやかに検査を行いましょう。

不整脈の検査は、心電図検査を中心に、胸部X線、血液検査、さらにホルター心電図、運動負荷心電図、心臓超音波検査などによって行います。ホルター心電図検査は、携帯式の小型の心電計をつけたまま帰宅してもらい、体を動かしている時や、寝ている時に心電図がどう変化するかをみる検査です。。
出典:不整脈とは | 日本ライフライン