脱毛後の痒くて赤いブツブツの正体は毛包炎!症状やケア方法

脱毛後の痒くて赤いブツブツの正体は毛包炎!症状やケア方法

脱毛後の痒くて赤いブツブツの正体は毛包炎 症状やケア方法

脱毛後にケアを怠ってしまうと稀に発生してしまうかゆくて赤いブツブツ。赤く目立ってしまうし、ちゃんと治るのかどうかも心配になりますね。そこで今回は、脱毛後にできてしまった赤いブツブツの正体と合わせて、症状や正しいケア方法についてもご紹介します。是非参考にしてみてくださいね。

脱毛後の赤いブツブツの正体は毛包炎と呼ばれる炎症

脱毛後に突如できてしまったかゆくて赤いブツブツは「毛包炎(もうほうえん)」と呼ばれる炎症かもしれません。

毛包炎は、毛穴の奥の毛根を包んでいる「毛包」と呼ばれる部位に、黄色ブドウ球菌や緑膿菌などが侵入して、炎症を引き起こす細菌感染症です。いわゆるニキビと同じ炎症の一つです。

毛包炎は下記のような症状が現れます。

毛包炎の症状について

初期症状としては、毛穴の中央に膿が発生し盛り上がり、場合によってはかゆみなども引き起こします。また炎症が広がると赤くはれた発疹となり、さらに悪化すると「おでき」と呼ばれるズキズキとした痛みを感じるようになります。

身体の限られた部位ではなく、毛穴がある箇所であればどこでも発生する炎症です。

脱毛で毛包炎が起きる原因

脱毛サロンや脱毛クリニックで脱毛を行う場合、事前にムダ毛をカミソリなど剃って自己処理する必要があります。カミソリでムダ毛を処理すると、皮膚表面が傷ついてしまい、傷跡から黄色ブドウ球菌や緑膿菌が侵入して毛包炎を引き起こしてしまいます。

カミソリでムダ毛を剃る場合は、肌への負担を軽減してくれるシェービングジェルなどを使用すると「カミソリ負け」を軽減することができます。またボディソープなどを使用してカミソリを使用すると、より肌を傷つけてしまう可能性がありますので控えましょう。

カミソリ負け以外にも皮膚のバリア機能が低下している状態で、入浴施設やプールなどに行くと入浴施設などに存在している緑膿菌が原因となり、温浴毛包炎を引き起こす場合もあります。

脱毛前のムダ毛処理には、カミソリではなく肌への負担が少ない、電気シェーバーがおすすめです。最近では、パナソニックなどからも脱毛前の除毛に適した電気シェーバーやVIO専用電気シェーバーなども販売されています。

レディシェーバー サラシェ ES-WL50 / パナソニック
VIOフェリエ ES-WV61 / パナソニック

毛包炎の完治日数と正しいケア方法

軽症の毛包炎であれば、抗菌剤などを使用しなくても1週間ほどで完治することが多いです。膿があり赤く痛む場合は、医療機関で診察を行い、膿を排出させて抗菌剤などで治療を行います。中~重症の場合は、完治まで数週間かかる場合もあります。

医療脱毛などであれば、医師が在中しているクリニックが多いので、症状が発生した場合はすぐに相談し、診察を行ってもらいましょう。

毛包炎が発生した場合は、幹部を刺激せず肌を清潔に保つように心がけましょう。毎日使用するタオルなども毎日取り換えるなど、細菌が増殖しないように注意が必要です。

脱毛前のムダ毛処理によって、肌が傷つき発生することが多いので、ムダ毛処理後は必ずしっかりと保湿ケアし肌が乾燥しないようにしましょう。また化粧水や乳液は低刺激性のタイプがおすすめです。

エプソムソルト入浴によるバリア機能改善もおすすめ

マグネシウムを主成分とするエプソムソルトは、皮膚のバリア機能を改善してくれることからアトピー性皮膚炎の治療として活用されています。実際に皮膚科クリニックや群馬大学大学院でもその効果が実証されています。

マグネシウムには保湿効果が高く、皮膚のバリア機能の働きには欠かすことができない「セラミド」の合成をサポートしてくれる作用があります。セラミドの合成をサポートしてくれることで皮膚の機能が改善し、細菌などの侵入から肌を守ってくれます。

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私はアトピー性皮膚炎の患者さんに塩化マグネシウム入りの入浴剤を使用していただいたところ、約5割の患者さんで症状の改善がみられました。ステロイド以外のいろいろな外用剤を使用しても肌が真っ赤になっています。この方に約1ヶ月間塩化マグネシウムの入浴剤を使用したところ、かゆみや赤みは全く消失してしまいました。
出典:敏感肌、アトピー性皮膚炎に対するマグネシウムの効果 | 青山ヒフ科クリニック

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