初めての転職活動の場合、転職の流れや手順など不安に感じることも多いのではないでしょうか。
転職準備から内定・退職までの流れや手順についてご紹介します。
転職活動の全体の流れを掴んで効率的に転職活動を進めていきましょう。
転職活動の全体の流れについて
転職活動では、大きく分けて「転職活動準備・情報収集」、「応募・選考」、「内定・退職」の3つのステップがあります。
一般的には転職活動期間は、平均1～3ヶ月が最も多く最長で6ヶ月～1年ほどになります。
退職後に転職活動を行う場合は、長期戦にならないように注意が必要です。
在職中と退職後の転職活動のメリットとデメリットについては下記の記事をご覧ください。
参考：「在職中の転職活動」と「退職後の転職活動」のメリット・デメリットについて
転職活動の手順
１．転職活動準備・情報収集
まず最初に転職活動の大きな目的を整理します。
「年収アップ」、「キャリアアップ」、「新しい職種へのチャレンジ」、「ライフワークバランスを重視したい」など転職活動する上での目的を明確にします。
転職活動の目的が明確でないと転職活動をしても失敗するケースが多いため、目的が曖昧なまま転職活動を行うことは避けた方がいいでしょう。
次に、自己分析や経歴などについてしっかり整理します。
自分自身のPRポイントや経歴、スキルなどを整理することで履歴書・職務経歴書、面接などでしっかりと自分のPRポイントなどを伝えることができます。
２．応募・選考
事前準備が整ったら、次に希望する企業への応募・選考のステップに入ります。
事前準備で整理した自己分析や経歴をもとに履歴書や職務経歴書の作成を行います。
はじめての転職活動で履歴書や職務経歴書の作成方法がわからないという方は転職エージェントへの相談も検討しましょう。
参考：転職エージェントとは？転職エージェントと転職サイトの違いを解説！
志望動機などはベースとなる例文を作成、応募企業や業種などに応じてベースを元に応用し、その都度作成するといいでしょう。
応募書類が完成したら、実際に希望する企業へ応募を行います。
書類選考の目安の期間は、約3～7日以内が一般的です。
参考：【転職】書類選考の期間はどれくらい？連絡が来ない場合の対処法も！
書類選考に通過すると、いよいよ面接による選考が行われます。
転職活動の場合、志望動機と合わせて「前職の退職理由」も必ず聞かれる質問となりますので事前にしっかり回答内容を準備しておきましょう。
効率的に転職活動を行う場合は、複数の企業に応募することがおすすめですが、逆に多すぎて管理できなくなってしまうというデメリットもあります。
複数の企業に応募する場合は、自分自身のペースに合った応募数で転職活動を行いましょう。
参考：転職活動は複数応募が効果的？効率的に転職活動をしよう！
３．内定・退職
応募した企業から内定通知をもらったら、転職活動の目的や条件などを照らし合わせて承諾するかどうか企業へ連絡しましょう。
一般的には、電話またはメールにて内定のご連絡を頂きますが、万が一迷いがある場合は24時間以内に返答を行います。
応募企業へ承諾の連絡を行い入社の決意を決めたら、在職中の会社で退職手続きを行います。
在職中の会社には希望する退職日の1～3ヶ月前に伝えることが一般的です。
業務の引継ぎ期間や退職の手続きなども考慮してできるだけ速やかに伝えましょう。
退職日や入社日に関しては、双方のスケジュールを考慮して決めていきましょう。
「退職を伝えるタイミング」や「退職させてもらいない場合などの対処法」については下記の記事をご覧ください。
参考：退職を伝える「時間・曜日・時期」などのタイミングについて
参考：【最短2週間で退職】退職させてもらえない場合の対処法5選！
